35歳の職歴あんまりないニートブログ

大学卒業してから、働いた年数7年ニート6年の比率です。現在一年と二ヶ月目、4回目のニート期

頑張らなくていいという言葉の温度差というかニュアンスの違いというか

最近の流行りはとにかく「頑張らなくて良い」「嫌な事を無理にやる必要はない」系の言葉を良く聞く

「こんなクズの俺でも上手くいったんだから」なんてのもあるな

あれらは確かに正しい事を言ってると思うけど

どうも俺のニュアンスと彼らのニュアンスが食い違ってるように思えてきた

彼らのいう「頑張らない」というのはあくまでも「やりたくない事を無理矢理やる」「理不尽な仕打ちを黙って耐える」という事にノーを唱えているだけであって

決して「行動しなくても良い」「好きな事でも、今まさに耐え時であっても途中で投げ出して良い」という意味ではない

 

正直俺の願望って「腹は減ったけどメシ食いたくない、でも腹減り我慢できないなんとかして」とか「おしっこ漏れそうだけどトイレ行きたくない、でも漏らすのは絶対に嫌」レベルものなので、流石にどんな慈悲深い神でも「無理しなくていいんだよ、解決法はこれだよ」なんて事は言っちゃくれないだろう

だいたい彼らのいう「こんなクズな俺」はなんか結構やることやってるのだ

「学生時代頑張って勉強していい大学に入ったけど別にこれといった特技はない」とか「コミュ障の俺だってこうしてセミナー参加して知らない人と情報交換できてる」とか

「学業も仕事もちゃんと頑張ってきたけど、理不尽に耐えられなくなったんでバックれてやりました、どうです?クズでしょう」とか

「借金があります、バイトとネットビジネス勉強を両立してなんとか返せています。行動をしっかり継続し読者にもフォロワーにも恵まれてるけど借金してるからクズです」みたいな

ちゃんと行動してた、今も継続してる現在進行形みたいなのが非常に多い

まあ、真のクズオブクズでは発信者になんかなれっこないわなw

なので彼らの言葉から何かしらのヒントを得る事はあっても、辛い今だけを切り取って逃げる言い訳にしないように気を付けたいと思う

 

俺に唯一あるのは「理不尽な仕打ちを受けた経験」だ、そして「黙って耐えてしまった、良いように使われた経験」だ

なので次にもし同じような事があっても精神ガリガリ削りながらクソ野郎に奉仕してあげちゃうドMルーチンにだけはハマらないようにする

そのパティーンにハマりそうになった時自覚して、回避できるって事だね

まさにその時こそが「頑張らなくていい」「やりたくない事やらなくていい」「クズになっていい」って事なんだと思う